当院での治療例
皮膚科
Case01. 外耳炎 - 犬 - |
|
【来院理由】
耳を痒がることを主訴に来院されました。 |
|
【処 置】
両耳ともに重度に発赤しており外耳炎と診断しました。特に左耳は化膿が見られました。 |
|
【備 考】
外耳炎はアレルギーやアトピーなど様々な原因をきっかけに発症し、しばしば耳垢で常在菌の増殖が見られます。耳洗浄と抗生剤や抗真菌薬の内服により改善することが多いですが、増殖している菌が一般的な抗生剤に耐性を持っていると経過が長引くことがあります。そういった場合でも、増殖している細菌ごとの薬剤抵抗性を調べることで、有効な抗生剤を見つけ出して治療効果を上げることができます。 |
|
検出された3菌種それぞれについて実施された薬剤感受性試験。 FOM(ホスミシン)がすべての菌種に対しS(感受性あり)と示されています。 |
|